41歳にして、はじめて大腸内視鏡検査を受けることにしました。
去年の秋にトイレの紙に血がべっとりついていたので、びっくりして病院に行ったんです。
「鮮血だし、痔だと思うよ。でも良い年齢だし、中見とく?」ってことで、大腸内視鏡検査が決定。

その後ちょっと私が別の病気をしまして、延期していたのですが、1月にとうとう受けることになりました。
ネットを見ると恐怖は倍増。なんでも検査前に胃を洗浄する「ニフレック」という薬を2時間で2リットル飲まなきゃいけなくて、その薬がまずい。もう死にそう。とのこと。カメラも人によっては尿管結石並みに痛いという記事を読んで戦々恐々としていたのです。

さて、私が大腸内視鏡検査を受ける名古屋の鶴舞駅前にある横山胃腸科医院では、ニフレックを自宅で前日に1時間あたり1リットル、当日に同じく1リットルという飲み方をすすめてまして、2時間で一気に飲み切る他の病院よりは楽そうです。

結論から書くと、すべてが楽勝でした。同じようにネットで調べると恐怖体験しか出てこないと思うので、こういう人もいるんだとちょっと安心して貰えればと思います。(あくまで個人差があります)

ニフレックですが、ネットでいろいろ調べ、冷やして飲むのが良いということで、ミネラルウォーターを冷やしておいて、それをニフレックに投入しました。冷たいお水でもなんとか溶けました。

味はOS-1に近いですね。あれが飲める人なら、それほど苦にせず飲めるでしょう。というわけで私もさほど苦労することなく飲みました。飴を舐めながらなんとか飲んだという方もいますが、その必要もなく。おいしいとは言いませんが、そんなにまずくもないという感じ。匂いはずばりポカリ風。悪くありません。2日目はなぜか前半がちょっときつかったので、歯を磨きましてリセットしたら、あとは苦もなく飲めました。冷やすというのが一番のポイントです。真夏で冷やしていなかったら、リタイヤしたかもしれません。

最初の15分は、体に合わないとよくないので抑えめに飲むといいそうです。タイマー片手に、最初の15分を120ccに押さえてのこり45分を9分で大体180ccのペースで飲むことにしました。2日目は9分で160ccのペースで飲んでいくとちょうどいい感じでした。

わたしの場合、飲み始めて35分で最初のトイレ、その後3時間で8回トイレにいく感じ。2日に分けて飲んでますんで、それを2セットやった感じです。

さて、恐怖のカメラの方ですが、こちらも取り越し苦労で、本当にほとんど苦もなく終えることができました。胃カメラよりずっと楽。
ちょっとズンと苦しく痛い時が1回ほどあっただけですが、そんな我慢できない痛さでもなく、あとはスムーズすぎるほどスムーズ。先生はずっと僕に解説しながらカメラを巧みに操っておられました。10分もかからず終了。でも、みんながこんなに早いわけじゃなくて、あなたの前の人は1時間近くかかったよ。とのこと。手術の経験がある人などで腸がグネグネしている人は大変なんだそうです。

結果、ポリープもなく、綺麗な腸であることがわかり、一安心。
ネットを見ると恐怖しか書かれていない大腸内視鏡検査ですが、こういうケースもあるんだということで、ちょっと安心して頂ければと思います。

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※ 本記事を読んで、やってみたら痛かった場合も、なんの責任をもてませんのであしからず。