わたしは小学校5年生に引っ越して転校したことを契機にいじめられるようになりました。

中学校でもひどいいじめを受けまして、それから人とコミュニケーションを取ることに自信がなくなりました。

高校では、あからさまないじめはなかったと思いますが、やはりクラスに馴染めず、高校2年生の10月に高校を途中で退学しました。

このことはおいおい書くつもりですが、今日はひとことだけ書いておきたいのです。

これをもし学校生活で悩んでいる人が見ていたら、ぜひ今日知っていただきたいのです。

最悪、学校を辞めてもなんとかなります。

ぼくは、その後大学入学資格検定(今の高卒認定試験)をパスして、専門学校に行き、ちなみにその専門学校も中退しましたが、独学でインターネット関連の技術を習得し、20人規模のWeb企業の役員(CTO的な感じですが)も務めることができました。その会社も無くなってしまいましたが、わたしはピンピンに生きており、かわいい奥さんと子どもに囲まれて生活しております。

大学に行って卒業するとか、いい会社に入るということはたいして重要ではありません。これからの時代、まずますそうなっていきます。

大事なことは、この世界であなたがどういう役割を担うかです。
ぼくの持論ですが、人はそれぞれその人にしかできない役割を持っていると思います。

「おいしいラーメンを作って、人々を喜ばせたい」

これも立派な役割です。
どうぞ、あなたの役割をみつけてください。
そのために大学へ行く必要があるならば、行けばいいんです。
学校はそのための「手段」にすぎません。

おいしいラーメンを作って自分の店を開くことが役割だとすると、そのためには何が必要ですか。調理師の学校に通うことですか。でも、親からの経済的支援が得られるでしょうか。わたしだったら自分が有名なラーメン店にアルバイトして、接客から勉強することを考えます。

「将来、自分の店を持ち、多くの人に喜んで頂けることがわたしの目標です。そのためにはまず接客からお店に行って学ぶことが大切だと思いました。ぜひ働かせてください」とめぼしいラーメン屋さんの店主に1人1人アタックしてみたら、必ず目を留めてくれる人がでてきます。

学校に行くことは「手段」です。学校が人生のすべてではありません。
あなたはそこをぬけ出す選択もできますが、まず役割を見つけてください。もし、あなたが自分の役割を見つけることができれば、辛い学校生活も耐えられるかもしれないですよね。

月並みな言葉ですが、まずはあなたの役割を見つけてください。
といっても簡単にそれは見つかるものじゃないですね。
でも役割を探すことはとっても楽しいことです。

役割をみつけるなんて偉そうなことを書いていますが、わたしが本当に役割を見つけたのは、つい5年ほど前のことです。幸いなことにそれまでも、そこそこ自分が好きなことをやって食べてこれたのは感謝なことでした。
どうやって役割を見つけるかは、またの機会に書いてみたいと思います。

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